明十三陵です。
太行山脈山麓の田園地帯の中に,明代の13人の皇帝と23人の皇后と1人の貴妃の陵墓が集まったところがあって「明十三陵」と呼ぶ世界遺産登録の場所とのことです。公開は,3箇所らしく,そのうち定陵と長陵に連れて行ってもらいました。
定陵にまず行きました(結構な観光客の人々・・・ぜも,中国各地からの方が多かったようです)。万暦帝の陵墓です。まぁ,入口の辺りから既にお墓の一部に入って行っている訳ですが,まぁ,広大なものですね。写真は,思いつくままに,その辺りの様子も撮ってます
けれど,中心部に一段と高い建物が明楼であり,多分,陵の本体。そこに額もあり,石碑があります。それを見上げる下には,上の右の写真のような石造りのものがあって,呉先生によると,そこで祈るというか参るそうです。


中央の赤い門が明楼で,そこから下を覗いた図です。

そして,楼の上の石碑です。
地下が定陵博物館となっていて地下宮殿と呼ばれているようです。大きな石台や椅子(宝座)や,椅子の手前に大きな甕(油を満たして永久に灯を絶やさなかったとのこと)もありました。
定陵からは,他の陵も見えます。
続いて,長陵へ行きました。最大かつ最古とのことです。ここの中は博物館になっており,簪や食器,衣服なども飾られていました。
長陵の明楼には額と石碑(→)がありますが,これは定陵でも同じ(こっちが古いからこっちが最初かな?)ですね。
長陵の地下にもおそらく地下宮殿が存在するであろう,と,ガイドブックなどには書いてありますが,さてさて。